気象庁が南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を初めて発表したのを受け、愛知県は9日午前、第1回の災害対策本部会議を開いた。名古屋地方気象台が南海トラフの想定震源域で「新たな大規模地震の発生可能性が高まっている」と説明。大村秀章知事は「当分の間、24時間体制で情報収集と警戒にあたる」と強調した。
日向灘を震源とする地震発生を受け、愛知県は8日午後5時に災害対策本部を設置。現在は220人体制で情報収集や警戒にあたる。大村知事はハザードマップや避難経路の確認、備蓄品や携帯ラジオの準備のほか、家具の転倒防止対策などを呼びかけた。
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