8日午前11時45分ごろ、福井県敦賀市の白木海水浴場で、一緒に訪れていた京都市の男性(67)と女性(51)がイルカに腕をかまれ、男性が7日間、女性が3日間のけがをした。敦賀市やその周辺では、イルカにかまれるなどして海水浴客が負傷する事故が相次いでいる。

 敦賀海上保安部などによると、2人がかまれたのは水深約1メートルの浅瀬。近づいてきたイルカから逃げようとした女性が軽くかまれ、男性が手で追い払おうとしたところをかまれたという。

 近くで遊泳していた京都市の自営業南恵里佳さん(43)は「最初見た時はサメかと思った。早く気付かなかったら、私もかまれていたかもしれない」と話した。

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