札幌医大の和田教授、日本初の心臓移植

1968(昭和43)年 札幌医科大の和田寿郎教授(1922~2011)が日本初の心臓移植手術をした。ドナーは、海で溺れた当時21歳の男子大学生。移植を受けたのは18歳の心臓弁膜症を患う男性だったが、83日後に死亡した。脳死判定、手術の緊急性などをめぐり疑惑が浮上。和田教授は告発されたが不起訴となった。

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その他の出来事

20世紀最大の土砂災害「稗田山崩れ」が発生

1911(明治44)年 長野県小谷村にある姫川左支川・浦川の上流部の稗田山で大規模な山体崩壊が発生。浦川沿いに流下した土砂により、23人が犠牲になった。「日本三大崩れ」の1つに数えられる。

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アムステルダム五輪で鶴田選手が日本水泳界初の金メダル

1928(昭和3)年 アムステルダム五輪の競泳男子200メートル平泳ぎで鶴田義行が金メダルを獲得。日本水泳界で初の金メダリストとなった。29年、200メートル平泳ぎで2分45秒0の世界記録を樹立。32年のロサンゼルス五輪でも、同種目で金メダルを獲得し、日本人初の五輪連覇を果たした。

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長崎の平和祈念像が完成

1955(昭和30)年 原爆の爆心地に近い長崎市の平和公園に「平和祈念像」が完成し、除幕式が行われた。天を指した右手は原爆の脅威を示し、水平に伸ばした左手は平和を願い、軽く閉じたまぶたは原爆犠牲者の冥福を祈る思いが込められている。長崎県出身の彫刻家・北村西望氏が制作。原爆十年忌の前日に披露された。

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金大中事件が発生

1973(昭和48)年 韓国の野党指導者で後に大統領となる金大中氏が東京都内のホテルで拉致され、5日後にソウルの自宅近くで解放された。韓国公権力による日本の主権を侵害する事件だった。75年の日韓外相会談で韓国側から提出された口上書により、容疑者とされる金東雲一等書記官の解任で政治決着した。金大中氏は、98年、大統領に就任。2007年、韓国政府は同国の情報機関が事件に関与していたことを明らかにした。

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天皇「譲位」のお気持ち、ビデオで発信

2016(平成28)年 明仁天皇(当時82、現上皇)が、生前退位について、ビデオメッセージを公表。「社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、個人として考えて来たこと」と前置きした上で、天皇が務めを果たせなくなった場合に摂政を置いても、最期まで天皇であり続けることで社会が停滞し、国民生活にも影響を与えると指摘。恒久的制度としての譲位を検討してほしいとの意向を示された。

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東京五輪が閉幕

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