自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件を巡り、神戸学院大の上脇博之教授は7日、派閥からの裏金などを政治資金収支報告書に適切に記載しなかったとして、関芳弘衆院議員(兵庫3区)のほか、関係政治団体の会計責任者ら3人に対する政治資金規正法違反容疑での告発状を東京地検に出した。

 告発状によると、関氏が代表の自民党兵庫県第3選挙区支部は2019~22年、清和政策研究会(安倍派)から裏金計736万円を受領したにもかかわらず、それぞれの年の収支報告書に収入として記載しなかったなどとしている。

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