6日から始まった「仙台七夕まつり」は東北を代表する夏祭りの一つで、市内の商店街ではおよそ3000本の色とりどりの吹き流しや短冊が飾られています。
能登半島地震で被災した人たちに役立ててもらおうと、会場では7日、仙台市青葉区の第二中学校の生徒11人が参加して募金活動が行われました。
生徒たちは、市内中心部のデパートの前で「被災地の復興に向けて温かい支援をお願いします」と声をそろえ、募金を呼びかけていました。
「仙台七夕まつり」では、東日本大震災からの復興を願って2011年から市内の小中学生などが折り鶴を製作するプロジェクトを行っていて、ことしは能登半島地震の被災地の復興への願いも込めて、白と青を基調とした7万8000羽が飾られています。
募金に参加した中学3年生の米田瑛さんは「東日本大震災の時は子どもでしたが、たくさん支援してもらったと聞いたので恩返しをしたいと思いました。小さな活動ですが被災した人たちの未来につながるようなものになってほしいです」と話していました。
集まったお金は日本赤十字社を通じて被災者に届けられるということです。
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