6日午後9時15分ごろ、福岡市博多区博多駅東2丁目のコンビニエンスストアで、「男性がいきなり切りつけられたと言っている」と110番通報があった。博多署によると、現場では男性が顔面や右腕を刃物のようなもので切りつけられており、犯人は逃走している。切りつけられた男性は、病院に搬送された際には意識があったという。署が、傷害事件として捜査している。
現場はJR博多駅筑紫口から南東に約300メートルの飲食店などが立ち並ぶ一角。
近くの居酒屋でアルバイトをする男子大学生（19）は、パトカーや救急車が次々に現場へ駆けつける音を聞いて店を出た。コンビニ店内をガラス越しに見ると、レジカウンターの前で白いシャツを着た男性が血を流して倒れていたという。
「男性は自力で起き上がることができず、救急隊員に抱えられて担架に乗せられていた。かなり出血しており、店の床が血で覆われていた」と心配そうに話した。
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