障害者が描いた絵を用いた商品を紹介するベソラウスキー阿里耶さん=6月、埼玉県川越市

 鮮やかな水玉模様の足袋、動物の独創的なイラストがプリントされたTシャツ―。埼玉県川越市の一般社団法人「リアート」が、企業などと協力し、障害のある人が描いた絵を商品化する活動に取り組んでいる。作品の使用料や売り上げの一部を作者の報酬に充て、経済的自立を後押しする狙いもある。  法人は同市のベソラウスキー阿里耶さん(46)が設立。米国人である夫の姉には重い障害がある。就労支援事業所でふと目にした障害者の絵に心引かれ「日常使いできる商品にすれば話題になるのでは」と思い立った。  今年4月には市内の酒造会社とコラボし、障害者が描いたパイナップルの絵をラベルにあしらった夏季限定酒を販売した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。