災害級の熱波に備えるため「熱中症特別警戒アラート」の運用が24日から始まるのを前に、伊藤信太郎環境相は23日、閣議後記者会見で、特別アラートが発表された場合について「エアコンを利用して、こまめに水分や塩分を補給し、高齢者や子どもに声かけをするなど熱中症予防をお願いしたい」と呼びかけた。
特別アラートが出る際、市区町村が事前に決めた「指定暑熱避難施設」(クーリングシェルター)を開放するが、設置自治体は一部にとどまる。伊藤氏は「自治体職員に対する研修や先進事例の展開により取り組みを後押ししたい」とした。
特別アラートは、前日午後2時ごろに記者会見などで発表する。
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