石川県輪島市で運行が始まったオンデマンドバス「のらんけ+(プラス)」に乗り込む住人たち=1日午前

 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市で1日、人工知能(AI)を活用し住民の要望に応じて走るオンデマンドバス「のらんけ+(プラス)」2台の運行が始まった。専用のスマートフォンアプリや電話で乗降場所の予約を受け付け、AIが生成した最適なルートを運転手が走行。住民の新たな足として活用する。  地震後、輪島市では巡回バスが5路線を定時運行していたが、住民の避難により停車位置の需要が変わり、利用客が減少。オンデマンドバスの導入で、利便性の向上を図る。  運行は平日の午前8時~午後4時で、当面は無料。スマホアプリか電話で1時間前までに乗降場所と乗車時間を予約すると、バスが迎えに来る。


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