交流サイト(SNS)上で著名人などをかたって投資に勧誘する「SNS型投資詐欺」の被害額が、今年上半期(1~6月)は約506.3億円に上ったことが31日、警察庁のまとめで分かった。昨年同期より437.6億円の大幅増。特殊詐欺の被害額も29.7億円増の227.8億円となっており、同庁が注意を呼びかけている。

 SNS型投資詐欺は、4月の808件、115.1億円をピークに2カ月連続で認知件数、被害額ともに減少したが、6月も521件、76.0億円と依然として高水準にある。

 特殊詐欺の認知件数は8917件で前年同期より540件減った。

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