京都府亀岡市は30日、亀岡運動公園プール(愛称・かめプー)で泳いでいた8歳の男児が、水底に沈んでいた釣り針で足の親指に軽傷を負ったと発表した。市は同日夕、プールを閉鎖し、当面の間は休園するという。

 市都市整備課によると、午後2時ごろ、男児らが監視員に、水深80~85センチの変形プールで遊んでいたところけがをし、釣り針が沈んでいるのを見つけたと届け出たという。

 変形プールは昨年11月~今年5月、ニジマスを放流し、釣り堀として営業していた。その際に使っていた釣り針の可能性があるという。釣り堀営業の終了後にプールを清掃したが、発見できなかった。

 市はプールの水を抜き、金属探知機で緊急点検する方針。安全性が確認され次第、再オープンするという。男児は友人とその父親とプールに来ていたという。(日比野容子)

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