同じ厨房機器の契約を複数のリース会社と結ぶ「多重リース」と呼ばれる手口で、機器の販売代金約1億2千万円を詐取したとして、大阪府警は30日、詐欺容疑で飲食店経営会社「GC」(大阪市)の役員石原義明容疑者(41)=同市北区=ら男2人を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
他に再逮捕したのは飲食店経営会社「FUJI住設」(北九州市)の代表藤本英明容疑者(60)=大阪府東大阪市。
2人の再逮捕容疑は共謀し、21年9月~22年4月、冷蔵庫や製氷機など同一機器のリース契約や売買契約を別の会社とも締結することを隠して4社と契約、販売代金として計約1億2300万円をだまし取った疑い。
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