青森県八戸市の八戸自動車道で昨年12月、走行中のトラックから外れたタイヤが衝突し、作業員の男性=当時(32)=が死亡した事故で、東北運輸局岩手運輸支局は22日、青森市の運送会社「盛運輸」に対し、トラック2台をそれぞれ同日から10日間使用停止するよう命令したと発表した。日常点検が適切に行われていないなどの法令違反が確認されたため。  事故では、トラック左後部のタイヤ2本が外れ、道路脇で片付け作業中だった男性に当たり、男性は首の骨を折るなどして死亡した。  岩手運輸支局によると、ホイールナットの締め付けなど毎日運転前の日常点検が順守されておらず、関係法令違反が確認された。


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