東日本大震災復興構想会議議長や防衛大学校長などを歴任し、3月に80歳で死去した神戸大名誉教授五百旗頭真さんをしのぶ会が27日、神戸大(神戸市灘区)で開かれた。友人や教え子ら関係者約310人が別れを惜しみ、黙とうをささげた。

 長男で東大大学院教授の薫さんは「家族にとって大きな存在だった。まだ父を諦められず苦しんでいる」と吐露。「まぶたの裏によみがえる父は希望にあふれている。日本の希望として実を結ぶように、尽力してもらえないでしょうか」と参列者に語りかけた。

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