先月、出版大手KADOKAWAのグループ会社のデータセンターのサーバーが身代金要求型のコンピューターウイルス=ランサムウエアによるサイバー攻撃を受けるなどしてシステム障害が発生しました。

この影響で、ドワンゴが運営する動画投稿サイト「ニコニコ動画」などのニコニコサービスが停止し、一部、臨時の代替サービスが運用されていましたが、元のサービスは、システムを再構築する必要があるとして利用できない状況が続いていました。

ドワンゴは26日、システムの復旧作業を進めた結果「ニコニコ動画」や「ニコニコ生放送」など一部のサービスを来月5日に、ほかのサービスも8月から順次再開する予定だと発表しました。

あわせて、有料サービスの会員費などについて利用できなかった期間の補償についても発表しました。

ドワンゴは「ニコニコ運営は、引き続き、1日も早い復旧に向けて全力を尽くすとともに、このたびの事態を重大に受け止め、一層のセキュリティ体制の強化と再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

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