記録的な大雨が降った山形、秋田の両県では今後数日間、断続的な強い雨が見込まれている。すでに地盤が緩んでいる場所があるほか、再び特別警報級の大雨が降る可能性もあるとして、気象庁は、最大級の警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、27日から30日ごろにかけて、大陸に上陸した大型の台風3号周辺の暖かく湿った空気が日本海にある梅雨前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる見込み。東北地方に断続的な大雨をもたらす可能性がある。

 26日現在の気象庁の予報によると、東北地方で予想される24時間降水量はいずれも多い所で28日正午まで200ミリ、29日正午まで150ミリなど。(大山稜)

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