日本三大祭りの一つ、大阪天満宮(大阪市北区)の天神祭が25日、本宮を迎えた。みこしやだんじりなど約2400人の行列が市内を練り歩く「陸渡御(りくとぎょ)」、神霊を載せた船が川を航行する「船渡御(ふなとぎょ)」などがあり、夜には約3千発の奉納花火も打ち上げられた。

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 祭りは疫病退散を願って平安時代に始まったとされ、1千年以上の歴史がある。

 飾りつけられた約100隻の船が市内を流れる大川を行き交い、船上では「打ちましょ」のかけ声で始まる手拍子「大阪締め」が交わされた。

 同市天王寺区の会社員、高橋明子さん(43)は「行列には獅子舞が多く、若い人が楽しそうに舞っていて迫力があった」と話した。(近藤咲子)

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