第3管区海上保安本部などによりますと、ことし5月、千葉県館山市の相浜漁港でコカイン1キロ余りを所持したとして、日本人の容疑者のほか、トルコ国籍やイタリア国籍などの容疑者あわせて8人の密輸グループが麻薬取締法違反の疑いでその場で逮捕されました。

グループが使用したとみられるレジャー用の小型船や車から大量の薬物が見つかり、鑑定の結果、コカインと判明し、およそ180キロ、末端価格でおよそ44億5000万円相当にのぼるということです。

これまでの調べによりますと、近くの海域を航行していた外国の貨物船から小型船に受け渡されたとみられ、海上保安部が船から車に運び込んでいた8人を取り押さえたということです。

海上保安部などは「せどり」と呼ばれる方法で密輸されたとみて、引き続き、入手ルートなどを調べています。

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