「スマートごみ箱」と呼ばれるごみ箱が設置されたのは、外国人観光客などでにぎわう山梨県富士吉田市にある下吉田駅前や、中心市街地など合わせて3か所です。

ごみ箱は、幅1メートル90センチ、高さ1メートル30センチ、奥行き70センチほどで、ごみがたまると、内部のセンサーが検知して自動でごみを圧縮するため、圧縮しない場合と比べて、およそ5倍の量のごみを収容できます。

また、通信機能を備えていて、ごみの量を遠隔で確認することができ、従来よりも収集を効率的に行えるということです。

富士吉田市によりますと、市内を訪れる外国人観光客の増加で、地域に新たなにぎわいがもたらされる一方、ごみを散らかしたままにするなど、地元住民の暮らしに影響が出る、いわゆる「オーバーツーリズム」が課題となっています。

富士吉田市経済環境部の吉田大海次長は「想像以上のごみが出ており、観光客と地域との、よりよい関係を築くためにも、ごみの散乱を防いでいきたい」と話していました。

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