窪島達郎 被告(75)は去年9月、さいたま市見沼区の介護施設で80代の利用者2人を送迎車ではねて死亡させたほか、年齢が7歳若くなるように偽造された運転免許証のコピーを施設側に提出していたとして過失運転致死傷や偽造有印公文書行使の罪に問われました。
22日の判決で、さいたま地方裁判所の金子大作 裁判長は「誤ってアクセルを踏み込んで車を急加速させ、間近な位置から接近する車を避けられない中で被害者をひいた結果は重大だ」と指摘しました。
また「採用面接の際に年齢を詐称したことが発覚するのを免れるために、偽造された運転免許証のコピーを提出したという動機は身勝手で短絡的だ」として、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
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