大阪市中心部を流れる堂島川で行われた天神祭の「鉾流神事」(24日午前)

水の都・大阪に夏本番を告げる大阪天満宮(大阪市北区)の天神祭が24日朝、近くを流れる堂島川での「鉾流(ほこながし)神事」で開幕した。

この神事では、川にこぎ出した船から神童役の大阪市立西天満小5年、秋田颯太さん(11)が白木の神鉾と人形を川面にそっと流し、平安を祈願した。

フランスから訪れたジョン・バティスタさん(26)は「パリ五輪より日本のお祭りに興味があって来日した。幕開けから見ることができて満足だ」と話した。

25日はみこしが練り歩く昼間の「陸渡御(りくとぎょ)」、夕方以降に約100隻の船が行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」が行われる。川辺から打ち上げられる奉納花火でクライマックスを迎える。

天神祭は日本三大祭りの一つ。951年に始まったとされる。

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