能登半島地震の災害関連死について、石川県と輪島市など5市町による合同の審査会が23日開かれ、新たに19人を関連死に認定するよう答申した。この地震による死者は、市町の正式認定を経て318人(直接死229人、関連死89人)となる見通しとなった。

 県によると、この日は遺族から申請を受けた22人を審査し、輪島市12人、初の審査となった志賀町5人、小松市と内灘町各1人の計19人を関連死と判断。この地震による小松市と内灘町の死者は初めて。内灘町の2人と白山市の1人は継続審査とした。

 関連死の市町別の内訳は輪島市が最多の40人で、珠洲市17人、能登町16人、穴水町6人、七尾市3人となる見通し。(波絵理子)

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