不正に入手したキャッシュカードを使い計約40万円を引き出したとして、愛知と秋田両県警は23日、窃盗の疑いで無職名倉小晴容疑者(25)=名古屋市南区内田橋=を逮捕した。出し子とみられ、両県警は詐欺グループの実態解明を進める。  全国の警察と連携し特殊詐欺を広域捜査する愛知県警の専従チーム「特殊詐欺連合捜査係」が、秋田県警からの依頼を受け調べていた。4月の発足後、初の摘発。  愛知県警によると、5月中旬~6月初旬、秋田県の50代女性が、携帯電話に届いた融資を提案するショートメッセージをきっかけに、やりとりする中で保証金を求められ、計約149万円を指定口座に振り込んだ。


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