宮城県山元町の沿岸部で、東日本大震災の津波で被災した農地に植え付けられた約280万本のヒマワリが満開となり、見ごろを迎えている。28日までの「やまもとひまわり祭り」の期間中、高見台が設けられ、散策や無料での摘み取りができる。
祭りは今年で7回目で、笠野地区の農地7・6ヘクタールに、草丈が比較的低く、大輪を咲かせるサンマリノ種が作付けされている。祭りの後は、緑肥として地力増進に使われる。22日に友人と訪れていた仙台大(柴田町)4年生、道下愛梨さん(21)は「一面の明るい黄色に、来ただけでテンションが上がる。さっそくインスタに投稿します」と話した。
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22日の県内の最高気温は午後5時までで、仙台36・2度、名取36・1度、蔵王35・6度など5地点が猛暑日に。12地点で今年の最高気温を記録した。(石橋英昭)
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