「台上げ」は大型ねぶたの制作作業のなかで「総仕上げ」と位置づけられています。

来月2日から始まる「青森ねぶた祭」を前に市内のねぶた小屋では大型ねぶたを運行する関係者たちが訪れて、パーツごとに分かれたねぶたを持ち上げ、数センチ単位で位置を調整しながらねぶたを台車に針金でくくりつけていました。

このうち「青森市PTA連合会」が運行する大型ねぶたには、龍神が地震を引き起こすとされるナマズを退治する様子が描かれていて、およそ1時間かけて勇壮なねぶたを完成させると、見物客から拍手や歓声が上がっていました。

このねぶたを制作し、「台上げ」作業にも参加したねぶた師の内山龍星さんは「無事に終わりほっとしている。派手な色使いにぜひ注目してほしい」と話していました。

このねぶた小屋では21日の一日で、大型ねぶたを運行する7つの団体が台上げ作業を行いました。

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