ふ化したライチョウ=21日、富山市ファミリーパーク(同パーク提供)

 富山市ファミリーパークは21日、飼育しているニホンライチョウのつがいが自然交配で生んだ卵から、5羽がふ化したと発表した。同パークでは6月、国内で初めて野生の雄の精子を用いた人工授精で2羽がふ化しており、今年誕生したひなは計7羽となった。  同パークによると、5羽は19、20日に生まれた。性別はまだ判明しておらず、体長は約5~6センチ、体重は平均約17・4グラム。5羽は運動と休息を繰り返し、元気にしているという。担当者は「大きくなるよう育てていきたい」と話した。  ニホンライチョウは絶滅危惧種で、国の特別天然記念物に指定されている。


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