明石花火大会で群衆雪崩11人死亡

2001(平成13)年 兵庫県明石市の花火大会会場と最寄り駅を結ぶ歩道橋上に見物客が殺到して「群衆雪崩」が発生し、転倒した人の下敷きになるなどして子ども9人、高齢者2人の計11人が死亡した。

その他の出来事

遣欧少年使節が帰国

1590年(旧暦:天正18年6月20日) 天正遣欧少年使節の一行が長崎に帰国。一行は伊東マンショ、千々石(ちぢわ)ミゲル、原マルチノ、中浦ジュリアンの4人。82(天正10)年に大友宗麟ら九州のキリシタン大名がイエズス会宣教師の勧めにより派遣した。イスパニア国王フェリペ2世に謁見(えっけん)し、ローマ法王グレゴリウス13世からは最高の待遇をもって引見された。帰国の翌年、聚楽第で豊臣秀吉に拝謁した。4人はイエズス会に入ったが、のちミゲルは棄教、他3人は司祭になるものの、いずれも病死や殉教死を遂げた。

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時局に鑑み日本労働総同盟が解散

1940(昭和15)年 戦前の労働組合のナショナルセンター「日本労働総同盟」が全国代表者会議を開き、正式に解散を確認。近衛文麿首相が同年6月24日に表明した「新体制運動」を受けて、内務省や厚生省の指導の下、労働者を戦時体制に統合した。傘下組織は官製の「大日本産業報国会」に合流した。

ムスリム向けホテルが開業

2016(平成28)年 ムスリム(イスラム教徒)の旅行者向け「シャリアホテル富士山」が山梨県富士河口湖町に開業。シャリアはムスリムを律するイスラム法のことで、旅行中でもシャリアにのっとった生活ができるよう、礼拝室や手足を清める洗い場を設け、客室にもメッカの方向を示す印を付けた。食事は、「ハラル認証」を受けた食材を使用している。

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照ノ富士が横綱昇進

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