山元町の沿岸部にある笠野地区では、津波で被害を受けた土地を農地として整備し作物がよく育つようにと、6年前から毎年、畑の肥料にもなるひまわりを植えています。

ことしも7.6ヘクタールの敷地で「サンマリノ」という背丈の低い品種のひまわり280万本が今週からいっせいに咲き始め、全体の5割ほどの花が開いています。

山元町ではひまわりの開花に合わせて、19日から畑の散策や花の摘み取りが行える「ひまわり祭り」を開催していて、訪れた人たちが写真に収めるなどして楽しんでいました。

隣の亘理町から訪れた70代の女性は「ひまわりは黄色い花がパッと咲いているところがとてもきれいで気持ちが明るくなりますね。何回でも見に来たいです」と話していました。

「やまもとひまわり祭り」は7月28日まで開かれていて、ひまわりは来週の始めには満開となる見込みです。

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