輪島市の中心部にある輪島中学校では、地震で校舎が被害を受けた6つの小学校が校舎の一部を間借りして、集約して授業を行っています。
体育館が避難所になっているため、19日は、6つの小学校が合同で各教室とリモートで結び1学期の終業式を行いました。
終業式では校長が、モニターを通じて「地震の影響で6校が集まることになりましたが、皆さんは力を合わせて頑張りましたね」などと述べ、1学期を振り返りました。
各教室では、地震のあと、初めて迎える夏休みを前に、海水浴に出かける際には必ず保護者と出かけるなど、夏休みを過ごすうえでの注意点について説明も行われました。
6年生の男子児童は、「地震が起きてからは家族旅行に行っていないので、夏休みには出かけたいです。そして夏休みが終わると避難している友達が戻ってくるので、2学期を楽しみにしています」と話していました。
6つの小学校は、2学期からは市の中心部にある小学校に建設中のプレハブ校舎に移ることが決まっています。
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