停電で停止した新幹線の車両=1月23日、さいたま市中央区で、本社ヘリ「おおづる」から

 今年1月、金沢発東京行きの北陸新幹線が大宮―上野間を走行中に停電し、現場で復旧作業中に50代の男性作業員が感電し重傷を負った事故で、埼玉県警が18日、業務上過失傷害の疑いで、JR東日本の委託業者で作業を指示していた50代の男性作業員を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。  捜査関係者によると、容疑を認めている。架線には約2万5000ボルトの高圧で電流が流れ、男性は6カ月の全身やけどを負った。  停電は1月23日午前10時ごろ発生。さいたま市中央区内で架線が垂れ下がり、車両が損傷した。東北・上越・北陸各新幹線が終日運休し、広範囲に影響した。


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