滋賀県警本部

 滋賀県長浜市で昨年7月、当時小学1年の男児が放課後児童クラブ(学童保育)の活動中にプールで溺れて死亡した事故で、県警は18日、事故防止のための注意義務を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで、学童保育所の大谷琢央・元園長(50)=長浜市=を書類送検した。

 書類送検容疑は昨年7月26日午後1時ごろ、同市野瀬町の屋外プールで活動中、児童が溺れる危険性があると予見できたのに、現場を常に監視するなどの注意義務を怠り、同市神照町の田中大翔さん=当時(6)=が溺れていることに気付かないまま死亡させた疑い。

 県警によると、事故当時プールでは児童45人が泳いでおり、監視員は元園長を含めて4人いた。

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