輸入されたウナギを確認する東京税関の職員=18日午後、成田空港

 24日の「土用の丑の日」を前に、東京税関成田税関支署は18日、成田空港で最盛期を迎えたウナギ輸入の通関手続きを公開した。おけに移されて勢いよく体をくねらせるウナギを、税関職員は苦戦しながら手でつかみ、申告内容に間違いがないかを確認していた。  千葉県成田市の輸入業者「丸勝」が仕入れた台湾産で、関東一円の問屋に出荷される。  今年の取引価格は円安や稚魚の漁獲量減少などで、例年より3割ほど高いという。  東京税関によると、生きたウナギの全国輸入量は、今年1~5月で3314トン。前年の同じ時期と比べて2・3%減となっている。成田空港での取扱量は昨年、全国の8割程度を占めた。


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