能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の高速道路「のと里山海道」と能越自動車道は17日、約半年ぶりにほぼ全区間で対面通行が可能になった。半島北部では家屋解体などの復旧作業に当たる業者らが多く活動しており、開通によるアクセス向上に歓迎の声が上がった。一方で、一般道はいまだに寸断された箇所が目立ち、国土交通省や県は復旧を加速させる。
半島北部から南部へ向かう方向の通行止めが続いていた区間にある別所岳サービスエリアは電気や水道の応急復旧を進め、この日は約半年ぶりに一般開放され、トイレが使えるようになった。
能登半島の一般道では不通箇所が各地に残る。
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