17日午前10時40分ごろ、美波町阿部の鹿の首岬の先端からおよそ1.5キロとおよそ300メートルの沖合で、それぞれ素もぐり漁を行っていた海士2人が、意識がない状態でみつかり、漁港の職員などが消防に通報しました。
警察によりますと、2人はいずれも美波町の漁師、大黒安廣さん(85)と、松下敏春さん(68)で、病院に運ばれましたが、死亡しました。
2人は別々のグループで午前10時ごろ漁港を出てアワビなどの素もぐり漁を行っていましたが、それぞれ離れた場所でうつ伏せの状態で浮いている大黒さんと、水深2.5メートルの海底に沈んでいる松下さんを一緒に漁をしていた人たちがみつけたということです。
警察は、詳しい状況や亡くなった原因を調べています。
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