洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、東京地裁は16日、受託収賄罪などで起訴された衆院議員、秋本真利被告(48)=自民党離党=と、贈賄罪で在宅起訴された日本風力開発元社長の塚脇正幸被告(65)の初公判を11月25日に指定したと明らかにした。

起訴内容によると、秋本議員は塚脇元社長から国会質問などを請託(依頼)され、計約7286万円の賄賂を受け取ったとされる。また新型コロナウイルス対策の持続化給付金200万円をだまし取ったとしている。

秋本議員は2023年9月に逮捕され、今年6月に保釈された。〔共同〕

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。