京都・祇園祭は14日、前半の見せ場となる前祭の山鉾巡行を3日後に控えた「宵々々山」を迎え、宵山期間が始まった。京都市中心部には豪華な装飾品で彩られた山鉾23基が立ち並び、大勢の人でにぎわった。  雨が降ったりやんだりの天気で、日中の蒸し暑さは夕方には和らいだ。浴衣や甚平といった涼やかな格好で散策する人も。「コンチキチン」という祇園ばやしが鳴り響く中、巨大な鉾の内部を拝観したり、厄よけの「ちまき」を買い求めたりして、見物客は思い思いに楽しんでいた。  前祭では14~16日が宵山期間。15、16日は市中心部の大通りが歩行者天国となり、露店も並ぶ。


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