国の重要無形民俗文化財で、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「郡上おどり」が13日夜、岐阜県郡上市八幡町で開幕した。

 浴衣姿の踊り手たちが市内外から郡上八幡旧庁舎記念館前に集まり、おはやしを奏でる「屋形」を中心に幾重にも輪をつくりながら、手拍子の音を響かせた。

 郡上おどり保存会の山田忠平会長(81)は「完全にコロナ禍前に戻り、若者や外国人旅行者の方々が大勢参加してくれるのではないか」と話し、今夏の盛り上がりに期待した。

 8月13~16日に「徹夜おどり」があり、9月7日の「おどり納め」まで、計30夜にわたり開かれる。(荻野好弘)

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