今年もマリンレジャーのシーズンが到来する中、「青い羽根募金」の強調運動期間が始まった。8月31日まで。青い羽根募金は、海で遭難した人や船の救助活動にあたる全国5万人の「日本水難救済会」のボランティア救助員の活動を支える費用にあてられる。

 水救会は1889年創設。全国の漁師やマリンレジャー関係者ら約5万人の会員(救助員)がおり、昨年は443人、140隻の船舶を救助したという。募金は毎年8千万円前後が集まっており、昨年は8800万円超が集まった。会員の救命胴衣やAED(自動体外式除細動器)の購入費用などにあてられたという。

 12日の閣議後会見で斉藤鉄夫・国土交通相は「数々の尊い人命を救助されているこの活動に対する国民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します」と話した。

 各地に設置された募金箱のほか、「三井住友銀行日本橋東支店 口座番号(普通)7468319 公益社団法人日本水難救済会 青い羽根募金口」などで寄付できる。(角詠之)

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