千葉県船橋市で昨年7月に生後11カ月の野中千巴弥ちゃんが亡くなり、傷害致死などの疑いで逮捕された母親の千宙容疑者(26)が、千巴弥ちゃんの一時保護を児童相談所が解除する際に「手元で育てたい。一緒に暮らしたい」と訴えていたことが11日、関係機関への取材で分かった。県警は、日常的な虐待ではなく突発的に暴行したとみている。
母子を受け持った児相を所管する千葉市の神谷俊一市長と千葉県の熊谷俊人知事は同日、児相の対応に問題がなかったとの現時点での認識を記者会見で示しつつ、課題がなかったかを外部有識者らでつくる組織で検証する方針を示した。県警は容疑者を送検した。
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