来年1月に行われる大学入学共通テストでは、新たな学習指導要領に対応して、これまでの6教科30科目から「情報」を含む、7教科21科目に再編されることになっていて、大学入試センターが10日、受験案内を公表しました。
この中では、再編による出願の際や試験当日の注意点を示しています。
例えば「情報」や「数学」などでは、浪人生向けの経過措置として、以前の学習指導要領に対応した問題も出題されることから、新旧どちらを選んだか解答用紙に正しくマークされていないと、0点になることもあるとして、特に注意を呼びかけています。
また、ことし2月に行われた早稲田大学の入学試験で、受験生がメガネ型の電子端末「スマートグラス」を使って、外部に解答を求めた事案があったことから「スマートグラス」の使用を禁じることも明記されました。
大学入試センターのホームページでは、受験生向けに注意点をまとめた動画も掲載していて、担当者は「さまざまな変更点があるのでよく確認して、出願や受験にのぞんでほしい」としています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。