兵庫県の斎藤元彦知事の辞職を求める申し入れ書を片山安孝副知事(右)に手渡す県職員労働組合の土取節夫中央執行委員長=10日午前、県庁
兵庫県の斎藤元彦知事の「パワハラ疑惑」などを告発する文書を配布した元県西播磨県民局長の男性(60)が死亡したのを受け、県職員労働組合は10日、斎藤氏の責任を問い、辞職を含めた最大限の対応を要求するとして、片山安孝副知事に申し入れ書を提出した。 「告発した職員を守れなかったことは痛恨の極み」とした上で「文書問題の発生以来、現場の業務遂行には大きな支障が生じている状況で、県政が停滞し、もはや県民の信頼回復が望めない」と指摘。約4千人の組合員がいる県職労として、知事の責任を追及する考えを示した。 午後に知事定例記者会見があり、斎藤氏の発言が注目される。
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