愛媛県西条市の予讃線で8日夕、レールのゆがみが見つかり、伊予西条―壬生川間で2時間半余り運転を見合わせた。JR四国によると、暑さによりレールが膨張したことが原因とみられるという。
同社によると、8日午後7時20分ごろ、同線伊予小松―玉之江間を走っていた高松発松山行き普通列車の運転士が、異常な振動を感知した。保線係員が線路を点検した結果、長さ約20メートルにわたって最大4.6センチのゆがみを見つけたという。特急と普通列車の計3本が運休または部分運休し、計12本が遅れ、約1千人に影響した。
気象庁によると、この日の西条市の気温は午後2時には35.5度まで上昇し、同7時でも33.7度あった。(福家司)
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