自民党の旧安倍派に所属していた有力議員「5人衆」の面々。左から高木毅氏、西村康稔氏、世耕弘成氏(自民党を離党)、松野博一氏、萩生田光一氏
松本被告は前回公判で、還流を再開した経緯を弁護人から問われて「ある幹部から『一部の議員が還付してほしいと言っている』と言われた」と証言したが、名前は言わなかった。この日の公判で検察官から「ある幹部」が誰かを問われたが「ご本人がおっしゃらないので、名前は差し控えたい」と答えなかった。 還付を続けるよう求めた議員が誰かを問われても、「ご本人が『私だ』と言っていただけないので、私からは差し控えたい」と述べた。 次回公判は8月9日。検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論があり、結審する見通し。(中山岳) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。