警視庁は7日、東京都知事選と都議補選の選挙違反取り締まり結果を発表した。捜査2課によると、同日午後8時現在、都知事選関連での逮捕者は8人で、候補者のポスターを破ったとする公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑や、受け取ったビラを顔に投げ返したとする暴行容疑などだった。逮捕者は2020年の前回選挙で1人、16年の前々回は3人で、今回は異例の多さという。

 警告は都知事選と都議補選を合わせて22件だった。「文書掲示」が最も多かったが、ほぼ全裸の女性が写ったポスターを貼ったとする都迷惑防止条例違反(ひわいな言動)や、風俗店のポスターを貼ったとする風俗営業法違反(広告及び宣伝の規制)などもあった。(福冨旅史、三井新)

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