気温40・0度を記録した静岡市駿河区で、日陰に集まり信号待ちをする人たち=7日午後

 観測史上最高の40・0度を記録した静岡市駿河区では、強い日差しと湿気を含んだ熱風に、市民はうんざりした様子だった。「今までにない暑さ」「汗が止まらない」と梅雨明け前の猛暑を嘆いていた。  JR静岡駅前では、日傘を差す人や木陰で休む人、少しでも日差しに当たる時間を減らそうと信号が変わるまで日陰で待つ人の姿が。顔にタオルを巻き、日陰で暑さをしのいでいた板谷訓孝さん(68)は「まだ7月と思うと、これからが怖い」とぐったり。  同区の公園も酷暑からか人はまばら。家族で水遊びをしていた浅井泰匡さん(40)は楽しむ子どもを横目に額の汗をぬぐい、「熱中症に気を付けながら遊ばせないと」と話した。


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