全国有数の金魚の産地、愛知県弥富市で夏祭りに向けた出荷が最盛期を迎えている。

 金魚の卸売業を営むマルウでは、和金やコメットなどがいけすの中を泳いでいた。同社は一度に2万匹を関東や関西を中心に出荷するという。

 伊藤恵造社長(71)によると、「コロナで金魚の生産者が減ったため、卸値が2倍近くまで跳ね上がっている。50年営んでいるが、初めての高値だ」と話している。(小玉重隆)

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