宮城県栗原市教育委員会は4日、市立志波姫中でプールに注水していたのを止め忘れ、プール1杯程度に相当する約600立方メートル、41万円分の水道水を流出させていたと発表した。止め忘れた教員に賠償を求めることはせず、プールの過水量を検知するセンサーの設置など再発防止策を検討するという。
6月28日午後、プール授業を控えた教員が、水温が高かったため適温にしようと注水を開始。授業後に水道の栓を閉め忘れた。翌29日は土曜だったが、中学校周辺で水道使用量が異常に多いことに市上下水道部が気づき、プールの水が出しっぱなしになっていることがわかった。29日夜に栓を閉めたという。(石橋英昭)
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