逮捕されたのは東京 文京区にある理化学製品などの製造販売会社「ギヤマン」の取締役、宮本裕介容疑者(42)です。

合わせて法人としての会社も書類送検されました。

警視庁によりますと、ことし1月から4月にかけて、生理痛や不眠などに効果があるとうたい、国から医薬品の承認を受けていないサプリメントを大手通販サイトで都内の女性など13人に販売したなどとして医薬品医療機器法違反の疑いが持たれています。

この会社では錠剤タイプと液体タイプのサプリメントをおよそ2000円から7000円の価格で販売していて、一部の商品は会社の事務所の台所でハーブや市販のオリーブオイルを混ぜるなどして製造していたということです。

これまでに健康被害は確認されていないということです。

調べに対し容疑を認め「女性に人気があるハーブなどを原料とした健康食品の自社ブランドを立ち上げようと思った」などと供述しているということです。

警視庁はことし4月までのおよそ10か月間に延べ1万人近くに販売し、およそ4000万円を売り上げていたとみて調べています。

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