災害関連死を含め67人が死亡、2人が行方不明となった2020年の熊本豪雨発生から4年を迎えた4日、被害が大きかった熊本県球磨村と人吉市では、地元住民らが氾濫した球磨川に花を流すなどして、犠牲者の冥福を祈った。

25人が亡くなった球磨村では、午前8時半、球磨川沿いにあったJR球泉洞駅(解体)前に設けられた祭壇の前で、球磨川ラフティング協会のメンバーら11人が黙とうをささげた。代表理事の渕田拓巳さん(47)は「自分の意思で避難ができるよう、水害の恐ろしさを伝えていきたい」と語った。

球磨川沿いの祭壇に向かい手を合わせる渕田拓巳さん(手前)ら=4日午前、熊本県球磨村

4年前の熊本豪雨で氾濫した球磨川に向かい、黙とうする球磨川ラフティング協会のメンバーら=4日午前、熊本県球磨村

4年前の熊本豪雨で氾濫した球磨川に向かい、花を手に黙とうする川下り船運航業者の従業員ら=4日午前、熊本県人吉市

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