気象庁の庁舎

 梅雨前線の影響で、北陸や東北では4日にかけて、大気の状態が不安定になり、大雨となる恐れがある。気象庁は3日、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけた。これまでの大雨で地盤が緩んでいる場所では、少ない雨量でも土砂崩れの危険性が増すとしている。

 一方で西日本から東日本にかけては、太平洋高気圧に覆われ、気温が上がる見込み。各地で最高気温30度以上の真夏日となるとみられ、35度以上の猛暑日となる場所もありそうだ。熱中症への備えが必要だ。

 気象庁によると、梅雨前線は日本海から東日本を経て、日本の東へ延びている。4日にかけて、東日本から東北へ北上する予想で、暖かく湿った空気が入り、大気が不安定となる。3日午前6時からの24時間予想雨量は多い所で、東北、北陸120ミリ。

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